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3分でわかるイタリアワイン講座 ・イタリアワインの基礎知識 イタリアはワイン生産量世界一! (イタリアとフランスの生産量がほぼ同じで600万キロリットルくらい) 世界のワイン生産量が2500〜3000万キロリットルらしいので イタリアは世界の20%〜25%のワインを生産しているってことですね。 イタリアはワイン消費量世界2位 (これもフランスとおなじくらい) イタリアでワインを作り始めたのは紀元前2000年くらいで、 全体に広まっていったのは紀元前800年ごろだそうです(2800年前だ!) イタリア語では、ワインのことを vino(ヴィーノ、ヴィノ)といいます。 ちなみにフランス語では、vin(ヴァン)です。 英語では、もちろん wine(ワイン)! ・イタリアワインの格付け イタリアワインの格付けで最高ランクは D.O.C.G といいます。 正確には、 Denominazione di Origine Controllata e Garantita デノミナツィオーネ・ディ・オリジネ・コントロッラータ・エ・ガランティータ といって、単語を英語にすると denominate(デノミネイト)→命名する、名前のついた origin(オリジン)→起源、出身、血統 control(コントロール)→統制 guarantee(ギャランティー)→保証 日本語では統制保証付原産地呼称ワインです。 日本語にしてもさっぱり意味がわからないけど(笑)、ようするに イタリア政府がぶどうの産地や作り方を定めて、そのとおりに作ったワインを認定するということです。 D.O.C.Gは「ドックジー」と発音する、と思ってたんだけど どうやら「でぃー・おー・しー・じー」と発音するみたいです。 ちなみに、フランスのAOC(フランスの格付け)に対抗して、1963年にDOC(イタリアの1つ下の格付け)が作られたあと、1980年にDOCGが設けられたそうです。 D.O.C.Gのイタリアワインには必ず2cmX10cmくらいのピンク色のラベルが貼ってあります。↓ボトルのネックに貼ってあるやつがそうです。(リンク先で拡大画像が見れます)
格付け最高のイタリアワインが選べるってことですね。 わかりやす〜い!!! D.O.C.Gに認定されているワインは30種類くらい、 有名なのは バローロ、 ジジロッソ・バローロ[1999]750ml
イタリアワインワイン イタリアバローロ バルバレスコ アマローネ キャンティ ・D.O.C.Gより下の格付け DOC(Denominazione di Origine Controllata) 原産地統制ワイン。D.O.C.Gのひとつ下の格付け。300種類くらい。 このページ作者が好きなアマローネもDOCです。(DOCなのに高い) IGT(Indicazione Geografica Tipico) 原産地表示がつくテーブルワイン。120地区くらい。 VdT(Vino da Tavola) テーブルワイン。イタリア産のぶどうだけを使わなくてはならない。 ・イタリアワインとフランスワインの格付け フランスの格付けにはAOC(Appellation d'Origine Controlee、原産地名称統制ワイン) というものがあって、約400地域が指定されています。 このAOCがEU(ヨーロッパ連合)のワイン法との位置づけでは、イタリアのDOCGとほぼ同じです。 フランスには、AOC以外にもボルドーとブルゴーニュで、醸造所単位や畑単位まで細かく格付けされた格付け制度があります。 その中で有名なワインといえば ロマネ・コンティとか5大シャトーとかです。 値段が数万円からウン十万円!!普通の人は買わないはず。 1000円〜4000円のフランス格付けワインを買おうとすると 種類がだいぶ多くなって覚えるのが大変になります。 それに比べてイタリアワインなら、酒屋とかスーパーで売っているD.O.C.Gワインは バローロ、バルバレスコ、キャンティ、キャンティ・クラシコ、ブルネロ・ディ・モンタルチーノくらいなので 名前を5個覚えてしまえば、雰囲気がほぼ同じワインを選ぶことが出来るわけです。 値段は、バローロが3500円〜12000円、キャンティは800円〜2000円、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは4,500円〜12,000円くらいです。 ただし、有名な生産者だったり、古いワインだったりするともっと高いです。 イタリアのD.O.C.G格付けはワインの製法などに対して法律で格付けを決めているので D.O.C.G のバローロという名前のついたワインをたくさんの醸造所が作ってます。 山田さんのバローロとか鈴木さんのバローロとかジョンのバローロとかです。 値段や味にも多少ばらつきがあって、基本的には値段が高い方がおいしいですが 生産量が少ないから希少価値が出て味の割りに値段が高いこともあります。 ・スーパートスカーナとは D.O.C.Gの格付けにも問題があります。それは醸造家がもっとおいしいワインを作るために 試行錯誤してぶどう品種の組み合わせや、作り方を変えてしまうと 格付けの認定が受けられなくなってしまうのです。 だから、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどの世界中で高級ワイン用に使われているブドウ品種を使って、 格付けにとらわれずにおいしいワインを造ろうとすると そのワインは格付けとしてはテーブルワイン(格付け低い)ということになってしまうわけです。 そんな風にして格付けを気にせず作られたトスカーナ産のワインを スーパートスカーナとかスーパータスカンと呼びます。 有名なのはサッシカイア、ルーチェなどです。 イタリアのほかの地域にも格付けより品質を重視したワインはあります。(有名なのはピエモンテ州のGAJA DARMAGIとか) という訳で、格付けがテーブル ワインならD.O.C.Gよりおいしくないかというと かならずしもそうではないというちょっとめんどくさいことに・・・ 楽天でイタリアワインを、値段が高い順に並べ替えても、 DOCGワインよりスーパートスカーナの方がたくさん出てきたりします。 このような諸事情により、 イタリアワインは分かりづらいとか、イタリアの格付けは当てにならないとか言われたりします。 でも、DOCGワインは昔から作られていて評価の高いワインを認定するので、 DOCGワインがおいしくないわけではないです(たぶん) ・イタリアワインとフランスワインの味の違い イタリアもフランスもたくさんワインを作っていて一概には言えないけれど、 イタリアワインとフランスワインの味の違いは、たぶん フランスワインは渋みが強めで重厚な感じ、 イタリアワインは甘み、果実味が多めで、ほどほどの渋みです。 根拠は、ワイン用のぶどうは熟すと糖分が増えて渋みが減るらしいので、 フランスより南に位置するイタリアはぶどうが熟し易く、甘みや果実味が強くなるのからです。 イタリアは南北に長い国なので、地理的には フランスワイン→北部イタリアワイン→南部イタリアワイン という感じで味が似てくるかもしれません。 でも、作り手やぶどう品種による違いもあるし、イタリアワインとフランスワインの違いはあまり重要ではないかもしれません。 それより、ワインと焼酎の違いの方がはるかに大きいので、料理とあわせるときはそっちの方が重要です。 刺身と赤ワインはあいません!! チーズと赤ワインはサイコーです。 ついでに、イタリアのワインは渋み成分のタンニンが少ないせいなのかフランスワインより熟成が早いみたいです。 10年くらい寝かせた4,000円〜5,000円のイタリアワインを2本だけ飲んだことがあるのですが、 色は透明に近いオレンジで、渋みが少なくて甘みが強かったです。 イタリアワインは10年以内にさっさと飲んでしまうのが良いかもしれません。 ・ぶどうの品種 イタリアではたくさんの種類のワイン用ぶどうが栽培されています。 全部紹介するのは無理(というか知らない)ので、よく聞く3種類のぶどう品種を解説します。 サンジョベーゼ イタリアで一番多く作られているぶどうの品種。D.O.C.G ではキャンティなどに使われる。 ページ作者の味覚と少ない経験によると、 カベルネ・ソーヴィニヨン(フランスワインなどでいちばんよく使われるぶどう品種) と比べると、渋みは軽めで甘みと酸味はサンジョベーゼの方がちょっと多いかな、と思います。 ネッビオーロ 「ワインの王にして、王のワイン」と言われる、知名度も値段も高いバローロに使われるぶどう品種。うまく栽培できるのはピエモンテ州の一部の地域のみ。 バルベーラ イタリアで第2位の生産量。ピエモンテ州で多く栽培されている。 ピエモンテのぶどう品種は、楽天のお店に解説ページがあります。 赤ワイン用→ネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェット、グリニョリーニョ、ブラケット 白ワイン用→コルテーゼ、モスカート・ビアンコ ・イタリアのワインが有名な地方 イタリアではどの州でもワインを作っていますが、特に有名なのは ピエモンテとトスカーナです。 ![]() Piemonte ピエモンテ イタリアの北部の西の方にある州。 バローロ バルバレスコ Toscana トスカーナ イタリア中部の西の方にある州。 キャンティ ブルネロ・ディ・モンタルチーノ Veneto ヴェネト イタリア北部の東の方にある州 アマローネ ヴァルポリチェッラ ・出来が良いヴィンテージ ヴィンテージ・チャートはバローロとかキャンティとかブルネッロ・ディ・モンタルチーノなど、 ワインや地域ごとに分かれてますが、全部覚えるのは大変だし、 ページ作者も覚えていないので、とりあえず全体的に出来がいい年を載せておきます。
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